実家をでて一人暮らしを始めれば生活費がかかってきますがその中でカギになるのが家賃です。
家賃は自分がある程度、条件を妥協する事で安く抑えることができます。
もちろん自分の性格、勤務先の距離等、妥協できる点は限られてるとは思いますが。
今回は一人暮らしで家賃を抑えるポイントをお話しします。
目次
家賃の節約ポイント
立地
ポイント
- 最寄り駅の交通の利便性
- 駅までの距離
- お店の多さ
- 駐車場、駐輪場
これらの条件が悪ければ家賃は安くなり、立地が良いと家賃が上がります。
これらは主に移動距離が関わってきますので自転車、バイク、車等の移動が楽に行える乗り物があれば多少立地が悪くても補えます。
車は本体も維持費も高く、安い賃貸程駐車環境はないので自転車かバイクを持つようにしましょう。
駐車環境は厳しくともバイク、自転車駐輪場がある安い賃貸は結構あります。
駐輪環境はあまり家賃に左右される事は少ないですね。
また最寄り駅なんですが何路線も経由している様な利便性が高い最寄駅程、賃貸は高くなる傾向があります。
この辺はバイクをもって過疎ってる家賃が低い駅に住んだ方が節約になりますね。
騒音
ポイント
- 建物構造(木造、鉄骨、鉄筋)
- 道路、線路付近
- 角部屋
- 最上階
集合住宅で最も頭を悩ませるのが騒音ではないでしょうか。
最悪なのは道路、線路付近、木造で部屋がど真ん中(例:3階建で3号室まである場合、202号室にいる等)というケースですね。
自分も木造で真ん中の部屋だで運よく上の階は静かなんですが両隣がうるさく、睡眠不足で悩まされました。
耳栓+イヤーマフを付けても眠れなかったので我慢できなかった自分は片方は警察に言い、もう片方は大家に相談して何とか解決しましたがここまでたどり着くのに1年かかりました。
睡眠不足という健康面のリスクを負ってまで家賃を安くしたくはないですよね。
最上階、角部屋なら聞こえるのは隣の1部屋だけですので騒音は少なくなる分、家賃が上がります。
建物構造もそうです。
木造は家賃が安い分、隣の音が響きやすく、鉄筋は家賃が高い分、音は響きにくいです。
木造で最上階、角部屋にするか鉄筋構造の賃貸に住むかにすれば騒音リスクは減るでしょう。
家賃の安い家だと騒音対策できてない構造や音が響きやすい線路、道路沿いの可能性が高いので全く音が気にならない人ならそこに住んで家賃を落とす事はできます。
室内環境
ポイント
- 間取り
- ユニットバス
- ベランダ有無
- 築年数
- ネット環境
- コンロ
室内環境が恐らく家賃を抑える為に一番妥協しやすいかと思います。
項目が多いので一つ一つ説明していきます。
間取り
間取りは1LDK、1DK、1K、1Rとあり1LDKから順に部屋が狭くなります。
広い事に越したことはありませんがその分、家賃は広いほど高くなりやすく、狭いほど安いです。
一人暮らしする分で最低限の物だけ揃えれば1Rでも余裕で暮らせます。
最近だとテレビはもう全然使わないので自分、リサイクル業者に処分してもらったんですが大分スペースが広くなりました。
自分はむしろ部屋が狭い方が掃除もやりやすいので家賃も安くすんで一石二鳥と言う思考です。
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ユニットバス
ユニットバスは好みの問題でトイレとお風呂が一緒になっている部屋です。
それぞれの利用用途を考えるとやはりバス・トイレが別が良いと思う人もいます。
女性だとちょっと辛いかもしれないですね。
しかしポジティブに考えると一緒になっているという事で掃除がしやすいメリットがありますね。
築年数
築年数は見た目がぼろかったり虫が湧きやすいと言うデメリットがあります。
ただ管理状態が良ければ築年数が長い賃貸でも虫はわきにくいようです。
見た目が古くても逆に古風があって良いと思うんですけどね。
いい家に住む事で自分の価値観をアピールしたい見栄っ張りな人には築年数で家賃を節約するのは厳しいかもしれないです。
ガス
ポイントには書いてないんですがガス環境もチェックですね。
プロパンガスと都市ガスがあるのですが都市ガスの方が断然ガス代は安いので自炊やお風呂をよく利用する人は都市ガスを選びましょう。
ただし、都市ガス対応の賃貸の方が家賃がかかりやすい傾向があります。
プロパンガスと都市ガスを20㎡使った場合では料金の差が4000円も出ます。
したがって目安としてプロパンガスを選ぶ場合は都市ガスより月4000円以上安い条件にしておくと良いでしょう。
ネット環境
賃貸のネット環境は様々でよく賃貸の詳細情報では
- インターネット対応
- インターネット使用料無料
- 高速インターネット対応
- CATVインターネット対応
- 光ファイバー
これらの項目を見かけるんじゃないでしょうか。
パッと見、インターネット使用料無料が一番得そうに思えるじゃないですか?
そう思った人は罠にかかりやすいので気を付けましょう。
インターネット使用料無料は確かに無料でお得なんですが回線速度が遅いデメリットがあります。
ネット環境が必要ない人は良いですがネットで動画を見る人にとっては使用料無料はおすすめしません。
またCATVインターネット、インターネット対応もどちらも回線速度が遅い場合があるのでおおすすめしないですね。
一番いいのは回線速度の速い光ファイバーです。
しかし光ファイバーは家賃が安い賃貸には少ないので妥協できるかどうかがポイントです。
ちなみにインターネット対応、高速インターネット対応と書かれていても実際は光回線の事を言ってる可能性があるので不動産屋に事前に確かめると良いでしょう。
コンロ
賃貸のコンロは複数種類があります。
- ガスコンロ二口対応
- ガスコンロ対応
- 電気コンロ対応
- IHコンロ対応
一番おすすめはガスコンロ二口対応で一番ダメなのが電気コンロ対応ですね。
都市ガス対応ならガスコンロ利用でガス代を安く抑えれます。
電気コンロは温まるのに時間がかかる上に電気を非常に喰います。
ガスコンロ>IHコンロ>電気コンロの順で電気代を食いますね。
ガスコンロはガス代がかかりますが都市ガスなら断然安く抑えれます。
初期費用の節約法
賃貸の節約もいいですが初期費用もできれば抑えたいですよね。
初期費用を抑えるコツは物件選びではありません。
もちろん物件によっては初期費用が安い物もあります。
ではなくもっと単純な部分にありますよ。
正解は賃貸の閑散期に契約する事です。
閑散期は家賃が下がるイメージがありますが実際不動産屋の営業に聞いたところ「基本賃貸が下がる事は無い」と言われました。
その分閑散期は初期費用を抑えれると言う事で例えば繁忙期では礼金が2か月かかる物件が閑散期では礼金なしになる事があります。
それでは閑散期とは具体的にいつ頃をさすとおもいますか?
およそ6~8月が閑散期だと言われています。
皆が引っ越し始める要因って色々となりますよね。
- 転職
- 就職
- 異動
大体これらが行われる時期って3~4月じゃないですか。
だからその時期は繁忙期で初期費用が高い傾向があるんですけど、GW過ぎた辺りから段々閑散期に入ってきます。
閑散期は初期費用が安いだけじゃなく引っ越し業者もサービス料金を安くしてくれる傾向があります。
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最後に
一人暮らしの家賃を落とすポイントとして立地、騒音、室内環境の3つのポイントを紹介しました。
住む場所と言うのは本当大事です。
家賃を落とすこともいいですが最優先は自分が長く快適に住めることです。
家賃に惑わされず自分が住む条件として何があるのかを考えて自分に適した住まいを見つけるようにしましょう。