マネックス証券は証券会社の中では有名な方で米国株を取引においてはかなり特化しています。
米国株をやりたい人には是非おススメできると思います。
今回はマネックス証券を使ってみて感じたメリット・デメリットをお話しします。
目次
マネックス証券のメリット
米国株の取り扱い銘柄数が多い
アメリカ経済の伸びの良さを考えると色んな銘柄に投資したい人もいるでしょう。
マネックスの取り扱い銘柄数は2500以上と群を抜いています。
海外旅行でウォール街に行き、そこで得た情報を持ち帰って投資したい銘柄を探してみるのも楽しそうですね。
米国株用の無料のトレーディングツールがある
米国株用のトレーディングツールってほかの証券会社だと有料になるんですがマネックスだけは無料です。
もちろんトレーディングツールを使用して米国株を売買する事が可能なので、リアルタイムで値動きを見ながら迅速に取引が行えます。
スマートフォンでもトレーディングツールのアプリを出しましたので手軽に米国株の取引ができるようになってます。
米国株で時間外取引ができる
夏時間 | 冬時間 | |
通常の米国株の取引時間 | 22:30 - 5:00 | 23:30 - 6:00 |
マネックス証券の取引時間 | 21:00 - 22:30(時間外取引) 22:30 - 5:00 5:00 - 9:00(時間外取引) | 22:00 - 23:30(時間外取引) 23:30 - 6:00 6:00 - 10:00(時間外取引) |
米国株で時間外取引が出来る日本の証券会社はマネックスだけなんです。
これの何が得かというと他の証券会社よりいち早くNISAで米国株の取引が出来てしまうのです!
NISAの投資枠が翌年分新しくついた日は高配当の米国株の買いが集中し、株価が上がりやすくなります。
その為、買うタイミングを逃して高値で掴むなんて事になりますが、時間外取引が可能な事であがる前に米国をNISAで買えます。
マネックス証券だけフライングして買えるのでズルすぎです(笑)
時間外取引の注文方法は指値注文のみです。
マネックス証券のデメリット
他の証券会社よりやや及ばない点も少なからずあります。
気にすることかどうかは人それぞれですね…
ADRの取り扱い銘柄数が少ない
米国株の取扱数はものすごい多いのになぜかADRの取扱数は100も満たしません。
NISAでADR銘柄を買う事こそがNISAを最大限活かせるやり方ですので、もう少し増やしてほしかったという気持ちはありますねぇ。
もしかしたら今後増えるかもしれないので首を長くして待ってます。
日本株の取引手数料がやや高い
1注文の約定金額 | PC | スマートフォン用アプリ「マネックストレーダー株式 スマートフォン」 携帯電話(ガラケー) |
10万円以下 | 100円 | |
10万円超 20万円以下 | 180円 | |
20万円超 30万円以下 | 250円 | |
30万円超 40万円以下 | 350円 | |
40万円超 50万円以下 | 450円 | |
50万円超100万円以下 | (成行注文)1,000円 (指値注文)1,500円 | 約定金額の0.1% |
100万円超 | (成行注文)約定金額の0.1% (指値注文)約定金額の0.15% |
10万までの少額取引なら安いのですが、それ以上の取引になると手数料が結構上がります。
50万円以上の取引だと1000円の手数料がかかってしまいます。
他の証券会社と比べるとちょっと高いですね…
日本株で多くの銘柄を買いたい人は別で証券口座を作るのを視野に入れておくと良いでしょう。
マネックス証券の効果的な利用方法
マネックス証券はなんと言っても銘柄数や時間外取引と言った外国株に取引に重点を置いてるので外国株取引をメインに行うのが良いです。
更に外国株では取引手数料が通常最大20ドルかかります。
でもマネックスだとNISAで買えばその20ドルはキャッシュバックされます。
NISAでの外国株取引手数料キャッシュバックをやってるのはマネックス証券だけなんです。
マネックス証券でのドルの為替手数料が1ドル片道25銭かかりますのでその手数料の高さをNISAがカバーしています。
自分がマネックス証券を利用して最もメリットを活かせる効果的な方法はNISAでADRを買う事ですね。
ADRで高配当が多くイギリス株なら米国株でかかってた外国税もかかりません。
それをマネックスで組み合わせる事で時間外取引やNISAのキャッシュバックももらえるので安くお得にADRを購入できます。
マネックス証券を使ってみた感想
最初は米国株を買う目的で使ってました。
キャンペーンでドルの為替手数料が無料になったり、米国株の銘柄毎に関連ニュースが見れたりとマネックス証券ならでは特典が多く特徴が出てると感じました。
しかしドルの為替手数料がSBIネット銀行経由のSBI証券より高いのと日本株の取引手数料の高さからマネックス証券だけで日本株、米国株、NISAを全部利用しようという気になりません。
結局、ADRをNISAで買うだけの口座になってしまいました。
NISA以外での課税口座で日本株や外国株を取引するならSBI証券の方が優秀なんですよね。
ただマネックスもNISA利用では必要なので利用価値が高いのは確かです。
まとめ
・マネックス証券は米国株の取り扱い銘柄が多い。
・無料のトレーディングツールがあるのでリアルタイムで米国株の株価がチェックできる。
・米国株の時間外取引が可能でNISAでいち早く取引できる。
・ADR銘柄がやや少ない。
・日本株で10万円以上の取引した場合の手数料が他社よりやや高い。