皆さんは過去の配当実績はみてますか?
配当金は配当利回りが高いほど多くの配当金が貰えてつい買いたくなると思います。
これまで配当金は銘柄の時価総額に気を付けて慎重に選ぶべきとお話ししましたが過去の配当実績をチェックしておく事も大事です。
今回は過去の配当実績を見ておくべきポイントをお話しします。
目次
見ておくべきポイント
見るポイントはそんな難しく探すのではなく単純に
- 減配し続けてないか
- 一時的に配当金を停止していないか
この2点を重点的にチェックします。
減配しつづけてないか
過去の配当額が下がっていないか確認するようにしましょう。
もし減配が続いている様でしたらその銘柄は買わない方が良いです。
なぜなら今後も減配する可能性が高いからです。
例えば過去10~2年前は減配し続けて2年前~現在は増配していると言うパターンならまだ買う余地はあります。
でも増配もなく毎回減配し続けてるパターンは買うだけ損すると思ってよいでしょう。
当然減配し続ければ株主は売りに徹し、株価も下がりどんどん減配していく未来が待っているでしょうね。
結果として減配が続いている銘柄は買うべきではないという事です。
配当を停止してないか
減配よりもっとタチが悪いのが配当の停止ですね。
企業も常に配当を約束されるわけではなく、業績の悪化や何かしらの理由によって配当を停止する事もあります。
過去に配当の停止があった銘柄に関しては投資を考え直した方が良いでしょう。
基本的に一度でも配当の停止をやってるとまたやる可能性があります。
当然、配当の停止を実施する話が出れば株価の暴落は免れないでしょう。
過去の配当を確認する方法
証券サイトでは過去のチャートは確認できても、過去の配当実績を確認できるサイトは殆どありません。
しかし、以前紹介したInvesting.comなら過去の配当実績を確認できます。
また外国株限定ですがマネックス証券のコーポレートアクションからも過去の配当実績や配当金額も細かくチェックができます。
最後に
過去の配当実績を見ておくべきポイントについてお話ししました。
過去にも似た言葉を言いましたが、株はこういった一つの見落としが大損を招く結果になります。
過去の配当実績も高配当銘柄を選ぶ上で重要な確認項目の一つなので忘れずにチェックしましょう。