ビットコインキャッシュとビットコイン、言葉が似ていて違いもいまいちわからないと思います。
実はビットコインから分裂して誕生したのがビットコインキャッシュです。
だから名前が似ているわけなんですね。
ビットコインキャッシュの値動きはビットコインの値動きに合わさった動き方ですがビットコインキャッシュの方が価格が安く好材料があれば上昇率もすさまじいです。
今回はビットコインキャッシュについてお話しします。
目次
ビットコインキャッシュとは?
ビットコインキャッシュ(BCH)は2017年8月、ビットコイン(BTC)のバージョンアップに伴い「ハードフォーク」によって誕生しました。
ハードフォークとは、システム仕様を変更して分岐させる方法です。
誕生した時の価格は30000円程でしたが一時期は500000円まで高騰していました。
2019/6/10現在、41000円まで下がってしまい、中々伸び悩んでる感じがしてます。
ビットコインとの違い
ビットコインから分裂によって誕生した通貨ですがビットコインとは所々違います。
ビットコインにあった欠点はビットコインキャッシュでは解消されています。
取引速度遅延の解消
ビットコインやビットコインキャッシュにはブロックサイズと言う取引の処理に関わる単位があります。
ビットコインのブロックサイズは1MBしかないのですがビットコインキャッシュでは8MBとビットコインの8倍のブロックサイズがあります。
もちろんサイズが大きいほど多くのデータをさばける事になります。
ビットコインではブロックサイズの小ささから取引処理遅延によるスケーラビリティ問題と言うのに悩まされていましたがビットコインキャッシュでは解消されています。
しかし送金速度はビットコインとは変わらず10分程かかりますね。
Segwitがなくなっている
残念ながらビットコインキャッシュはビットコインの性能+αと言うわけではありません。
ビットコインにはデータ圧縮とそのデータを別の領域に分離させるSegwit(セグウィット)と言うのがあります。
しかしビットコインキャッシュにはSegwitがありません。
ブロックサイズがビットコインよりあるのでデータ圧縮の面は補えますが分離機能がないのでデータ改ざんや脆弱性への対策が弱さが露呈されてしまいます。
アルトコインである事
ビットコインキャッシュは仮想通貨としてはアルトコインに分類されます。
アルトコインとビットコインは一緒の様で手数料や優遇が微妙に異なります。
ビットコインの方が手数料が安いですしフォーセットサイトのFreebitco.inに対応してるので投機目的だとビットコインの方が有利なのかなと言う印象です。
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マイニング難易度の調整
ビットコインキャッシュでは、取引の為にマイニング作業が必要で、マイニングの難度を調整するしくみが採り入れられています。
ビットコインキャッシュでは、新たな調整システム「EDA(Emergency Difficulty Adjustment)」を導入しています。
EDAでは、取引数とマイナーと呼ばれるマイニングをする人たちが適正になるように、難度を上げ下げしながら調整するシステムで安定したマイニングを実現することで、スムーズな取引ができるよう設計されています。
ちなみにビットコインではSegwitによってマイニング難易度が高いです。
恐らくビットコインはこういった原因から取引がスムーズではないのかと考えられます。
最後に
ビットコインキャッシュについてお話しししました。
あまりビットコインと違いが無いかと思いきや取引速度の遅延解消と言ったビットコインには無い改善がありました。
今はまだビットコインが注目されていきますが取引量が増えビットコインの取引遅延が目立ってきたときにビットコインキャッシュへの注目が出始めるんじゃないでしょうか。
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