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ITP2.2によりCookieが1日で自動削除!?これがブログアフィリエイトにどう影響するのか説明!

Twitterで「ITP2.2」の事が話題になっている様です。

「アフィリエイトオワコン」
「サイト売っぱらった方がいい」

みたいなつぶやきを見かけます。

ITP2.2って何のことかもわかりませんし何でそれでアフィリエイトがオワコンなのかがよく分かりませんでした。

今回はこのITP2.2によってアフィリエイト業界にどのような影響があるのか調べてみました。

目次

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ITPとは?

ITPとはintelligent tracking preventionの略で簡単に言うとMACOS、iOSのブラウザ、Safari限定のトラッキング(動向追跡)防止機能です。

WEBにアクセスするとCookie(クッキー)と言う記憶ファイルがあるのですがそのCookieを第三者が悪用して個人情報を盗まれたりするリスクがあります。

そのようなリスクを防止する機能がITPになります。

ITP2.2になる事の影響

ITPとアフィリエイトへの影響はCookieの自動削除です。

Cookieを基にアクセス履歴をたどって広告のクリック、商品の購入、サービスの契約がなされているかを確認してアフィリエイトブログ主に報酬を還元する流れになります。

これまではITPによってCookieの自動削除が「Cookie作成後7日間後に自動削除」という設定になっていました。

これが2.2からは「Cookie作成後1日間後に自動削除」という形になります。

これで分かったかもしれませんが報酬を受け取るには広告のクリックから1日以内で報酬を受け取れる条件を満たさなければCookieが削除されるので広告のクリックの履歴も無くなるのでその後に報酬条件を満たそうが報酬が無効になってしまうわけです。

その影響を受けるアフィリエイトが

・クリック型アフィリエイト
・物販型アフィリエイト
・成約型アフィリエイト

の3つです。

まぁぶっちゃけすべてのアフィリエイトが影響になると言っても過言ではありません。

具体的にどう影響するのかアフィリエイト毎に説明していきます。

クリック型アフィリエイト


主にクリックしてもらうだけで報酬がもらえるアフィリエイトです。

有名なので言えばgoogleアドセンスです。

クリックだけで報酬と聞くとすぐもらえるからITP2.2の影響がないんじゃないかと思われますが実が違います。

報酬の前にコンバージョン(CV)されているかのチェックが入ります。

コンバージョンとは?

その広告が報酬条件を満たすところまでアクションされているかという事。

実は広告の種類によってはクリックだけで報酬にはならないケースもあります。

例えばショッピングサイトの広告なら商品購入、会員登録制のサイトなら会員登録完了で初めて報酬がもらえるなんて事もあります。

こればかりはどの広告がどの条件なのかは自分にはわかりません。

ただ言える事はコンバージョンは1日では完了されない場合もあるという事です。

google広告のサイトには以下の記述があります。

コンバージョンはクリックから 1 日以内などの短期間で発生することもあれば、計測期間の設定によっては、クリックから 90 日後に初めて確認できるようになる場合もあります。

出典元:Google広告ヘルプ

Googleアドセンス限定の話になってしましたがクリック型アフィリエイトでもコンバージョンによって1日を過ぎてしまって報酬が受け取れない可能性もあるようです。

物販型、成約型アフィリエイト

物販型アフィリエイトで有名どこはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイト、成約型アフィリエイトはA8.net、もしもアフィリエイト、バリューコマース、アクセストレードですね。

Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトは図で言えば広告主とASPサイトが一緒みたいなものですから合体していると思っていただければよいです。

物販型アフィリエイトも成約型アフィリエイトも報酬条件は物販が商品購入、成約型が会員登録、口座開設と言ったサービス契約で報酬がもらえるシステムです。

やはり広告クリックから商品購入もしくはサービス契約と言う一連の流れがありますから1日以内と言う条件は厳しいでしょうね。

特に名前、住所と言った情報を記入しなきゃいけない成約型アフィリエイトはCookie1日ルールの影響が強いんじゃないかと思います。

会員登録、口座開設、クレジットカードの作成とか自分でやってみればわかりますが地味に面倒くさいんですよね。

成約までの時間がかかると言う意味では物販型の方が若干ハードルが低いのかと感じています。

対策

正直ありません!!

どっかの設定をいじればどうこうなるわけではなく、こうなってくるとアドセンスやAmazonアソシエイト等がITP2.2に対応してもらうしかないのです。

もしこのまま何も対応してくれなければ収益が下がる事は確実です。

Safari限定なのでMacOSとiOSユーザーと言う訳になるのですが自分のサイトのアクセスを基にMacOSとiOSユーザー利用率を見てみると3~4割程でした。

もしITP2.2で成約率が半分以上減る計算で行けばざっと20~40%の収益減が予想されます。

幸いにもIEやgoogleChromeはITP2.2の様に自信で設定しなければ1日でcookieが自動削除される様な事はないのでAndoroid、Windowsユーザーからの収益は変わりありません。

最後に

ITP2.2によってアフィリエイト業界にどのような影響があるのかお話ししました。

まぁこればっかりはASPサイトやgoogleアドセンス、AmazonアソシエイトがITP2.2の対応をしてくるのを待つしかないようです。

もし何も対応されなかったとしても20~40%の収益減ですので、確かに痛いですけど収益が全部なくなるわけではないですからね。

まだまだアフィリエイトは稼げると思ってますから、この収益減をカバーできる位、サイトを大きくしてポジティブになっていけばいいんじゃないでしょうか。

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