外国株をやっているとEU離脱という言葉を時々見かけます。
このEU離脱はロンドン市場に大きく影響するのでADRでイギリス株を持ってる人にとっては是非知ってもらいたいです。
ではEU離脱とはいったい何でしょうか?
目次
EU離脱とは?
まずEUが何なのかというとEがEuropeanでUがUnionの略です。
あわせてEuropean Unionでヨーロッパ連合の事を言います。
EU離脱は簡単に言えば欧州連合から離脱する事で欧州連合で加盟している事で結ばれていた協定や決まり事の制約から解放されるという事です。
2016年6月にイギリスで行われた「イギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票」で僅差で「EU離脱派」が勝利しイギリスが最初のEU離脱国となりました。
イギリスの離脱予定は2019年3月とされていましたが延期になり2019年6月30日を予定しております。
イギリスが離脱をするの事に口火を切って
・ハンガリー
・チェコ
・スロバキア
・ポーランド
・フランス
・オランダ
これらの国もEU離脱を検討している様です。
株価への影響
EU離脱での影響
・財政の自由化
・国への信頼性
・貿易の関税
・ポンド安
自分なりにEU離脱の影響を考えてみました。EUに加盟しているからこそ信頼度が高いものはありますよね。
いわばEU離脱はアメリカ株でで言えばダウ工業株30種から外れるようなものでしょうね。
国への信頼度が下がればイギリスだけの通貨であるポンドの価値が下がると懸念されます。
さらにEU間で関税がかからないメリットも無くなるので隣の国への輸入・輸出でも関税がかかります。
関税はかなり痛い要素で関税がかからないからこそイギリスに拠点を置く企業もありますしね。
自分の予想ではEUが離脱したらイギリス関係の株価は落ちると思ってます。
そこから株価を回復させるかどうかはイギリスがいかに国として大きくさせていくかに寄るでしょう。
自分はイギリス株としてロイヤル・ダッチ・シェル、ブリティッシュアメリカンタバコ、グラクソ・スミスライン、BPを持っています。
今の所、株価は順調には上がっていますがNISAで買った上、どの銘柄も長期保有向けの為、中々売りにくいです。
正直EU離脱予定の2019年6月30日を過ぎても株価下がんな!っていう思いです。
最後に
EU離脱とは何なのか?そして離脱によって株価がどう影響していくのか考えてみました。
EU離脱にあまりいい印象を持ちませんがイギリスが国としてどんどん大きくなっていけば今まで以上にイギリス株が大幅に上がっていけるんじゃないでしょうか。
イギリスの今後の動きに目が離せませんね。