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古物商を取得したので必要書類入手から承認までの流れを紹介!

皆さんは古物商と言うものはご存知でしょうか?

古物商とは中古商品を販売する際に必要な許可証になります。

これが簡単にとれるものではなく必要な書類が沢山あります。

自分はもうとったからいいんですがまた同じ作業をしたいとは思わない位面倒でした。

今回は古物商を申請する為の必要書類入手から古物商承認までの流れをお話しします。

目次

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古物商とはどんな時に必要?

冒頭にお話ししましたが中古品の販売で必要な許可証なんですが中古品の販売はヤフオクやメルカリでも当たり前のように行われています。

そうすると「古物商なんて取る意味ないじゃん」と思われるでしょう。

メルカリやヤフオクは数品でしか取引をしない、要は業のレベルではないから古物商無しで取引ができるのです。

古物商はAmazonFBAの様な月100品以上取引をする様な業のレベルに行った場合に必要になります。

必要書類

古物商の取得では必要書類が多くあります。

自分が取得した時は以下の書類とそれらのコピーを1通ずつ取得しました。

必要書類取得方法
古物商許可書一式ネット
住民票の写し・コンビニ
・行政サービスコーナー
・区役所等
略歴書警察署
誓約書警察庁のHP
身分証明書本籍の管轄の役所
登記されていない事の証明書法務局
URLの使用権原疎明資料(WEB上で古物を販売する場合)URL先の企業から取得

赤字で書いてる書類は取得が特に面倒でした。

古物商許可書は入手は面倒ではありませんが記入が面倒です。

特にネット上で中古品を取引する場合、記入が必要になる「電気通信回線に接続して行う自動公衆通信により公衆の閲覧に供する方法を用いるかどうかの別」は自分が開設したストアページのURLを手書きで書かなければいけません。

間違えれないので一字一句神経を使います(汗)

赤字の部分は具体的な取得方法について下記にて説明します。

身分証明書の取得方法

さて面倒な身分証明書ですがこれは本籍の役所で発行しないといけません。

現住所と本籍が一緒もしくは近くなら楽ですが遠いと運賃だってかかりますし面倒です。

ですが発行手続きは住民票と何ら変わりないので楽です。

まぁ古物商を取る為にはやむを得ないので我慢して取りに行きましょう。

本籍が分からない人は住民票に本籍の記載がありますので先に住民票から発行すると良いでしょう。

登記されていない事の証明書の取得方法

登記されていない事の証明書は法務局で取得しましょう。

法務局は役所よりも数が少ないので場所によって移動時間がかかりますが身分証明書と違い本籍、住居地は関係ありません。

東京の法務局では発行を郵送でお願いする事も出来ます。

郵送は東京のみですのでそれ以外では窓口での受付になります。

URLの使用権原疎明資料

最初はどこから入手すればいいのかわからなかったので警察署に電話して確認しました。

そしたらショッピングサイトの提供会社から入手してほしいと。

入手できない場合は自身のストアページのキャプチャで良いという事でした。

であればキャプチャを提示すれば良いんじゃないかと思ったんだけど念の為、提供会社からURLの使用権原疎明資料をもらえないか確認してみました。

自分の場合はamazonでストアを開いてたのでamazonのカスタマーセンターへ確認しました。

そしたらURLの使用権原疎明資料は作ってないとの事。

「わかりました。」と返事して電話を終了。

これでキャプチャだけ印刷しとけば問題ないけど念の為、カスタマーセンターの担当者の名前を聞いて上申書を作っておきました。

上申書は「URLの使用権原疎明資料 amazon」でググればでてきますので探してみてください。

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警察署への申請

古物商許可書、略歴書、誓約書を記入し、警察署近くのローソンで全部印刷も行っていざ警察署へ!

古物商の申請をしに来たことを伝えたら別室へ移動され必要書類を確認。

URLの使用権原疎明資料の所でキャプチャが一部しか映ってないと指摘がありましたが「他の部分はamazonのいつもの関連商品やおススメ商品の画像なので省きました」と回答したら納得してもらいました。

後、証紙が無いと言われたので警察署内で証紙を購入。

証紙はお得意の電子マネーやクレジット払いができず現金払いのみ。

しかも古物商の場合は申請に19000円もかかります。

痛い出費だけど事業として稼ぐ為、止む負えん…

まぁ確定申告の時に経費に差し出させてもらいます(笑)

証紙を持ってきたら警察官から書類確認できたとの事で受領書をもらえました。

手続きの結果が出るのは約1ヶ月、結果が分かり次第、連絡してくれるとの事。

古物商の受け取り

心配なのは古物商は申請したら100%承認が下りるわけじゃないという事。

承認されるよう祈りながら待ち続けました。

申請したのが2018年8月1日で最初の連絡があったのは8月22日でした。

「古物商の承認が下りましたので連絡しました。古物商の発行は来週になりますので追って連絡します」

まずホッとしました。これで駄目とか言われたら事業どころじゃなくなりますからね(汗)

そして発行が完了した連絡が来たのが8月27日でした。

承認が下りるのは9月2週目位を予想してたのですがなんだかんだで思ってたより早くて良かったです。

翌日には無事受け取れたのですが受け取りの際「くれぐれも違法な取引はしないよう気を付けてください」と言われました(笑)

感想

とにかく面倒くさかったです。

書類の入手は1日でなんとかなりましたが疲れましたね。

こういう特定の販売許可書と言うのはこれだけの書類が必要で大変だったという事でいい経験になりました。

これでようやく準備が整い、スタートを切れると言うわけです。

本格スタートという事でせどり業じゃんじゃん楽しんでいきたいと思います。

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