賃貸のこだわり条件にあるフリーレントってあまり聞きなれないと思います。
「フリーレントよりこの期間までは無料」とか物件情報に書いてあってお得なイメージがあります。
ただ不動産関係のお得要素って何かデメリットもあるんじゃないかと警戒します。
今回はフリーレントについてお話しします。
目次
フリーレントとは?
フリーレントとは契約から入居期間までの期間がかかる人たちへの為に一定期間家賃が無料になる事です。
契約したもののすぐ入居なんて中々難しいですよね。
ネット契約や引っ越しの準備で入居に時間がかかり、引っ越す前の賃貸と契約した賃貸で二重の家賃が発生してします。
その二重家賃を防ぐのを目的としたのがフリーレントになるのです。
大体無料期間は1ヶ月程度ですね。

フリーレントのデメリット
そんな美味しい話だけにつられちゃいけないですね。
フリートレントには気が付きにくいデメリットがあります。
恐らく「フリートレントがなくてもそういうのってあるんじゃない?」と言うものばかりです。
敷金・礼金がかかる物件が多い
敷金・礼金がかかる物件は多少ありますがフリーレント付きの物件は敷礼が0と言うのは中々見つけにくいです。
フリーレントをかけてお得に見せる分、敷礼がかかると言うちゃっかりしたやり方ですね。
オフシーズンだと敷礼がないフリーレント物件はそこそこあるのでタイミングを見計らうと良いでしょう。
短期間で解約すると違約金が発生
フリーレントは短期間で賃貸を解約すると違約金が発生します。
短期間と言うのは大体1年で違約金は賃料の1ヶ月分が平均的です。
賃貸のメリットは引っ越しできる点がありますが賃貸でも初期費用は何十万としますからね。
基本的には1年以内でまた引っ越すことは少ないはずですからそんな痛いデメリットではないはずです。
更新料はフリーレントは関係ない
賃貸の更新料ですがフリーレントの無料期間が終わった後を起点と思いがちですが契約日からになります。
例えば契約日が11月1日でフリーレント期間が11月30日までだったとしても賃貸の更新日は11月1日になるという事です。
あくまでフリーレントの期間は更新料に影響を与えず無料期間中の賃料だけになります。
大家への交渉次第でフリーレントはつけれる
賃貸の条件にフリーレントがなかったとしても大家に交渉するとフリーレントを付けてくれる可能性があります。
大家への交渉と言うと家賃だと思いがちですが家賃の値下げ交渉よりフリーレントの方が応じてくれる可能性は高いです。
まぁフリーレントなんて入居までの短期間ですし、解約するまでずっと影響する家賃と比べたらやっぱ確率は高いです。
だめもとで交渉する価値はあると思いますよ。
最後に
フリーレントはお得そうに見えますがデメリットの点を気にせずに食いついちゃうと後々損する羽目になります。
正直初期費用を抑えるサービスの一つですから初期費用を安くするより家賃の低い物件を探して長期のリターンで安く抑える方が良いんじゃないでしょうか。
今回はフリーレントについてお話ししました。